アート×サイエンスワークショップ 「わたしは、いきもの。海の中のまちをつくる。」を開催しましたの記事のアイキャッチ画像

 2026年6月9日、高松市庵治町にある香川大学の施設「芸術未来研究場せとうち」にて、アート×サイエンスワークショップ「わたしは、いきもの。海の中のまちをつくる。」を開催しました。本ワークショップは、海の生き物になりきる体験を通じて、海洋環境や生態系への関心を楽しく育むことを目的とした参加型プログラムです。香川大学、東京藝術大学、日本政策投資銀行が共同で企画しました。

 当日は、企業や県内自治体などから約40名が参加しました。はじめに香川大学イノベーションデザイン研究所の筧所長から主催者挨拶が行われた後、イントロダクションとして、香川大学の末永慶寛副学長(創造工学部教授)と東京藝術大学芸術未来研究場の井上裕史特任准教授が、海の環境や本ワークショップの背景について紹介しました。


 ワークショップでは、末永副学長が研究を進める人工漁礁をモチーフにした紙工作キットを使用しました。沈設された人工漁礁で暮らす海の生き物について、宮川客員教授(香川大学瀬戸内圏研究センター)から紹介があり、柴田准教授(香川大学創造工学部)のファシリテーションのもと、参加者がそれぞれ海の生き物として暮らす「家」を紙工作で制作しました。参加者は、海の生き物の視点に立ちながら模型に色を付けたり、部品を加えたりし、思い思いの表現で海の中の風景を形にしました。


 その後、制作した作品を持ち寄り、参加者全員で一つの「海の中のまち」を作り上げました。さらに、桑江朝比呂氏(港湾空港技術研究所/ジャパンブルーエコノミー技術研究組合)、岡田知也氏(国土技術政策総合研究所)から、専門的な観点に基づくレビューが行われました。

 本ワークショップは、アートとサイエンスの融合を通じて、参加者が海洋環境をより身近に捉え、その大切さについて考える契機となる有意義な機会となりました。

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