ぐんだらけの瀬戸芸2025夏会期 情報まとめの記事のアイキャッチ画像

2025年夏、「ぐんだらけ」は瀬戸内国際芸術祭に参加します。

まちづくりプロジェクト「ぐんだらけ」は、活動エリアである東かがわ市引田で瀬戸内国際芸術祭2025夏会期(2025年8月1日〜8月31日)が開催されるにあたり、東京藝術大学出身の3名のアーティストによる作品を出展します。また、夏会期に合わせて、拠点「ぐんだら家」を休憩所として開放し、芸術祭に訪れる多くのみなさまをお迎えする予定です。

ここでは、ぐんだらけ主催のイベント情報や瀬戸芸出展作品の詳細をご紹介します。この夏は、ぜひ引田に足をお運びください!

ぐんだらけとは?
2024年度より、東京藝術大学と香川大学の連携により、東かがわ市を舞台に始動したまちづくりプロジェクトです。歴史ある港町・引田に拠点「ぐんだら家」を構え、アーティスト、研究者、学生、地域住民など多様な人々が交わり、それぞれの立場から主体的にまちづくりに関わる場を生み出していきます。プロジェクト名の由来となった、引田の方言「ぐんだら(=だらだらとおしゃべりすること)」をキーワードに、アートや科学を切り口とした多様な対話を通じて、地域社会の課題とその向き合い方をともに考え、実践していきます。

ARTWORKS

「ぐんだらけ」の制作活動として、 沼田侑香・桒原寿行・新居俊浩が、東かがわ市の地元住民との協力を得て作り上げた作品です。いずれの作品も、瀬戸内国際芸術祭2025夏会期中にご覧いただけます。
引田エリア開館時間:2025年8月1日〜8月31日 10:00~21:00(会期中無休)

❶ 沼田侑香《積層される情報》

【会場】讃州井筒屋敷 【鑑賞料】無料

高齢化や人口減による港町の変化と、通信手段の変化とともに役割や文化を失っている大漁旗を重ねあわせ、アイロンビーズやプラスチックゴミなど現代の素材で大漁旗を制作し、時代の変化を可視化する。

https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/0e09c43d-a04d-46ad-9668-72dcbb4b7734

❷ 桒原寿行《奉納和船の出航―
「あまりものたち」の物神を、海に奉納する。》

【会場】https://maps.app.goo.gl/ghcqu1i4YyZvmWSr8【鑑賞料】無料

用途を失った様々な「あまりものたち」(廃物)を奉納和船(かつて神仏に奉納されていた精巧な船舶模型)として再構築し、本来は海に出ない奉納和船を出航させることで、「あまりものたち」を海に奉納する。

https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/3b617f0e-3d68-4f10-8f33-b00af008a0c2

❸ 新居俊浩《引田市井分解図》

【会場】https://maps.app.goo.gl/CBh5yNCWivqXfDGf6 【鑑賞料】500円

引田の普段の暮らしに焦点を当てる。住民や地域に関わりのある人々へインタビューを行い、彼らの営みを記録し、図解化してみようという試み。作品を通じて引田の市井の雰囲気を感じてほしい。

https://setouchi-artfest.jp/artworks/detail/eb49630c-bef8-4ff3-8fb9-df7abfd159d4

EVENT SCHEDULE

活動拠点「ぐんだら家(松村邸)」の開館情報

【住所】
〒769-2901 香川県東かがわ市引田2243

【開館時間】
2025年8月1日(金)~8月31日(日) 10:00~17:00
※ぐんだら家 de BāBaBar開催日は20:00まで開館

▶休憩所 開放中
まちなか散策の合間に、どなたでも自由にお立ち寄りいただけます。
▶東京藝術大学×香川大学 特別展示
異なる水塊が交わる境目、「潮目」をテーマとした、美術家・間瀬朋成と科学者・中國正寿による共同展示。※8月16日(土)は、笠屋邸での展示になります。

イベント@ぐんだら家(松村邸)

EVENT01 ぐんだらミーツ Vol.02

瀬戸内国際芸術祭に参加する、沼田侑香、桒原寿行、新居俊浩の3人の作家によるアーティストトークを行います。

【日時】8月2日(土)14:00~15:00
【参加方法】申込不要・参加費無料


EVENT02 沼田侑香|ワークショップ

ペットボトルの蓋を使って制作を行うアーティスト、沼田侑香によるワークショップです。

【日時】8月3日(日)14:00~16:00
【参加方法】申込不要・参加費無料
※開催時間中に会場(ぐんだら家)までお越しください


EVENT03 まちの代表 おせったい

ロゴは川﨑瑠衣(香川大学創造工学部B3)

地元住民と学生が対話を重ね、引田の魅力を伝える「おせったい」を企画。会期中は毎週異なる住民と学生が、それぞれのアイデアで来場者をお迎えします。

【日時】
8月9日(土)・10日(日)・11日(月)、16日(土)・17日(日)、23日土・24日(日)、30日(土)・31日(日)
【参加方法】申込不要・参加費無料

まちの代表おせったいの週替わりの企画内容は、ぐんだらけ公式Instagram(@gundara_ke_hiketa)に随時アップします。【ぐんだらけ公式Instagram】https://www.instagram.com/gundara_ke_hiketa


EVENT04 SETOGIWA RADIO収録

地元住民と観光客が気軽におしゃべりしながら収録する即興ラジオ。まちの魅力や課題について語られた声が、地域の記憶としてアーカイブされていきます。どなたでも参加可能なアートプロジェクトです。

【日時】8月中土日祝を中心に不定期開催 各日10:00~17:00 ※変更の可能性あり
【参加方法】申込不要・参加費無料

ゆるい対話の中でこれからのまちづくりを一緒に共有しましょう。ゲストとして参加したい方、東かがわ市の地元住民として参加したい方、話し手・聞き手どなたでも大歓迎ですので、興味のある方はスタッフまでお声がけください。参加協力者、お待ちしております。


EVENT05 ぐんだら家 de BāBaBar

ぐんだら家前でオープン予定のBāBaBarは、「ばばあがバーをする?!なんちゃって?!」という一言から始まりました。そんなBāBaBarとのコラボ企画です。
5日間限定で、ばーば達をはじめとする東かがわ市のエンターテイナーが集い、持ち前のファンキーなおもてなし精神で夜の引田をナイスに騒がせます。
BāBaBarでテイクアウトしたフードやドリンク片手に、地元住民達による渾身のショータイムをお楽しみください。

【日程】8月11日(月)、13日(水)、15日(金)、16日(土)、17日(日) 18:00~20:00
【参加方法】申込不要・参加費無料

イベント@笠屋邸

芸術祭の作品として、酒蔵から「社交場(ソーシャルスペース)」となった笠屋邸。「ぐんだらけ」の活動
を紹介するトークや1日展示、ワークショップを行います。ぐんだらけ主催のイベントは、下記の2つです。どなたでもご参加いただけます。ぜひ、足をお運びください。

❶ 東京藝術大学×香川大学 トークイベント・特別展示
科学者・中國正寿×美術家・間瀬朋成
「SIOMEが変わる時」境界にあらわれるモノの意味と、消滅可能性自治体のこれから

瀬戸内海に浮かぶ「潮目」。異なる水塊がぶつかり合うその境界には、プランクトン、魚、海藻、プラスチック、そしてコロナ禍のマスクなど、さまざまなモノが集まります。科学者にとっては「サンプル」、アーティストにとっては「オブジェ」。この潮目に、制度によって「消えゆく町」とされた引田の姿を重ね合わせ、アートと科学の視点から、モノの意味が変わる瞬間。その転換点について語り合います。

【日時】8月16日(土)
特別展示 | 10:00~21:00
トークイベント | 11:15~12:00(11:00 開場)
【参加方法】申込不要・参加費無料
※別途、瀬戸内国際芸術祭作品鑑賞料が必要です。


❶ 東京藝術大学×香川大学 沼田侑香|ワークショップ

ペットボトルの蓋を使った制作ワークショップ。カラフルで均質な蓋を「素材」として扱うことで、消費社会や廃棄物の価値を問い直します。創造力を育みながら、リサイクルや環境問題について考えるきっかけを提供します。

【日時】8月24日(日)
第1回:13:00~14:30 / 第2回:16:00~17:30
【参加方法】要申込・参加費無料

申込フォーム:
https://forms.gle/R6zJ5Y31bVSHWHCx8

お問い合わせ

8月中のぐんだらけに関するお問い合わせは下記をご確認ください。

香川大学イノベーションデザイン研究所
電話: 080-9651-6463 または 070-3243-6930 
E-mail: id-renraku-h@kagawa-u.ac.jp

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