ぐんだらけ×引田ひなまつり2026 アートプログラムとは?
東京藝術大学および香川大学に所属するアーティスト5組による、東かがわ市引田を舞台としたアート実践です。2025年12月より、引田地区のリサーチを重ね、2026年3月に開催される引田ひなまつりに向けて作品制作に取り組んでいます。地域の文化や人々との対話を出発点に、アーティストそれぞれが独自の視点で実践を展開しています。5組のアーティストが制作する作品の展示は、「ぐんだらけ×引田ひなまつり2026 アートプログラム作品展 ヒナホドキ」とし、引田ひなまつり2026と連動で開催する予定です。
ここでは、開催直近に迫る作品展の最新情報をお知らせします。
作品展のキービジュアルを公開しました!
キービジュアルは、瀬戸内国際芸術祭2025引田エリアで作品を展開した新居俊浩さん(東京藝大OB)によるもの。伝統的なひな壇のイメージを“ほどく” ように再構築したビジュアルに落とし込んでいただきました。
作品展開催概要
〇ぐんだらけ×引田ひなまつり2026 アートプログラム 作品展 ヒナホドキ 開催概要
場所:引田ひなまつり開催エリア内8会場(JR引田駅前よりひけたの古い町並み一帯)
日時:令和8年2月27日(金)〜3月3日(火) 10:00~16:00
※3月1日(日)のみ20:30まで
【企画・運営】
東京藝術大学 芸術未来研究場 特任准教授/ぐんだらけプロジェクトリーダー:宮崎晃吉
香川大学 創造工学部 講師:柴田悠基
香川大学 創造工学部 イノベーションデザイン研究所 特命助教:三谷なずな、間瀬朋成
東京藝術大学 芸術未来研究場:馬場悠輔、稲継美保
香川大学 創造工学部3年:坪田明香里
【キービジュアルデザイン】新居俊浩
【キービジュアル写真・記録撮影】川畑彩夏
【主催】東京藝術大学・香川大学
【協力】東かがわ市
【最新版】作品プラン・アーティスト紹介
Untitled(雛人形) <岡部家>
他者のまなざしの中で身体は意味を帯び、外部化された対象へと変化していく。雛人形の顔にぬいぐるみの身体を与えることで、投影される身体と理想化される女性像のあいだの揺らぎを提示する。本作は、祝祭と規範が重なり合う地点を探る。
滑川由記
東京藝術大学大学院 美術研究科 グローバルアートプラクティス専攻 修士課程1年
他者の視線や社会的規範によって形成される身体と自己認識を主題に、写真やインスタレーションを制作。欲望が投影される「身体の器」としての存在を探る。
雛の家<片蔵邸>
引田のひなまつりは、飾られなくなった人形を再び飾ろうとした決意から始まったそうです。人形に宿る記憶と時間を手がかりに、「はじめる」「おわらせる」という静かな意思の在り処を、小さなお芝居を通して探ります。
[パフォーマンス時間]
上演スケジュール( 30分程度を予定)
2/27(金)①14:00
2/28(土)②11:00 ③14:00
3/1 (日)④11:00 ⑤15:00
3/2(月)⑥14:00
3/3(火)⑦14:00
からす
チームメンバー:ニイナ、Julia Roux
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科3年
演劇的実践を通して、生活にひそむ行為の反復から、食や身体を起点に物語のくせや共同性、区切れない時間の流れを可視化し、遊ぶ。
くろいこやっき<ぐんだら家>
「くろいこやっき」は、引田のひなまつりに一時的に現れる「くろいこ」を通して、町の時間や節目を見つめ直す作品です。成長を祝う場であり、厄を祓う場でもあるひなまつりの中に、祝祭と厄祓い、遊びと祈りが重なる瞬間を立ち上げます。
Fictor
香川大学 創造工学部造形・メディアデザインコース 講師 柴田悠基+有志学生チーム
香川大学創造工学部造形・メディアデザインコースの学生と教員・柴田悠基によるクリエイティブチーム。地域の歴史や記憶を捏(こ)ね直し、制作や活動を通して、地域の大切なことや魅力を分かち合う取り組みを行っている。
パラベル -Parabell-<窪田家>
急激な過疎化により商店だけではなく自販機すら撤退した、経済的に見放されたまちで、売買に代わる社会インフラとして、家のインターホンに自販機型のチャイムを導入する。返事があるかは、住人の気分しだい。運が良ければ、お茶に招いてくれるかもね!
その他の展示会場:松本家、江本手袋、ぐんだら家、マチノトミ(旧冨永邸)
馬場悠輔
東京藝術大学 芸術未来研究場 研究員
東京藝術大学美術学部建築科出身。社会で問題(課題)とされているような、重苦しく感じる事柄の既成概念を解体するアプローチから、諧謔的に楽しむ場を制作する。
よみがえる雛たち<池田家>
AI の分類で用いられるバウンディングボックスを立体化し、引田で集めた言葉を重ねた。確率やラベルが覆い隠してしまう身体や記憶は、分類の外側で静かに存在し続けている。AI に入力されていない情報は、いつから「なかったこと」になるのだろうか。
窪田望
東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現科専攻 修士課程2 年
AI の特許を日米中香港で20 個発明。AI の内部構造を実装者の立場から理解した上で、あえてハッキングしたり、AIのエラーやグリッチに着目して、消失の危機にあるマイノリティーを浮かび上がらせるような作品を制作。
古いものでなくて…<ヘアーサロン八木>
役目を終えることのできない市松人形を、「古いもの」ではなく、いまを生きる存在として捉え直す試み。まちの散髪屋によるヘアカットと、地域の現在を映す再構築された雛壇によって、伝統を固定された形式から解き放ち、未来へと編み直す。
みたになずな+尾崎照子
みたになずな(香川大学イノベーションデザイン研究所 特命助教/アートマネジメント)と、尾崎照子(引田ひなまつり実行委員会 展示部長)による、プロジェクト企画・運営コラボレーションチーム。
【最新版】イベント情報
イベント① くろいこやっきパレード with 引田小学校のこどもたち
[日時] 2 月28 日(土)15:00 頃~
[会場] ぐんだら家および周辺道路
[内容]
当日13:00 より、引田小学校の希望した児童向けにワークショップを開催し、その成果として15:00 頃から、引田ひなまつりをモチーフにした不思議な衣装をまとい、まちを巡るパレードを行います。
イベント② ぐんだらミーツ Vol.04
[日時] 3 月1 日(日)13:00 ~ 14:00
[会場] ぐんだら家
[内容]
ぐんだらけ× 引田ひなまつり2026 アートプログラムに参加したアーティストによるアーティストトークを開催します。 作品制作の背景や、引田という場所との関わりについて語ります。
(登壇者)柴田悠基、馬場悠輔、窪田望、からす(ファシリテーター)みたになずな
イベント③ くろいこやっきパレード
[日時] 3 月1 日(日)17:00 頃~
[会場] 笠屋邸からスタートし、本町通沿いの道路
[内容]
「Fictor」によるパフォーマンス。 引田ひなまつりをモチーフにした不思議な衣装をまとい、まちを巡るパレードを行います。パレードは、瀬戸内国際芸術祭2025の会場となった笠屋邸から始まります。見るだけでも、飛び入り参加も大歓迎です。
イベント④ ぐんだらライブ
[日時] 3 月1 日(日)18:00~20:00
[会場] ぐんだら家
[内容]
楽器演奏、踊り、歌の披露など、 多彩な地域住民によるライブパフォーマンスを実施します。 まちの人々が主役の、にぎやかな夜の時間です。
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